平熱通信

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

ガスピタンセキピタンナリピタン。

 どうもここのところ耳鳴りがひどい。

 最高潮の時は、会話に支障が生じるほどである。

 いくらなんでもこりゃたまらん、ということで、薬を飲むことにした。というか、耳鳴りの薬ってものがあるとは思わなかった。

 薬の名はナリピタン。

 ……切実なる悩みを抱えて薬局を訪れた者としては、軽くイラっとするネーミングである。

 大丈夫なのか、効くのかこの薬は、と思わずにはいられないが、このネーミングを含めての小林製薬である。