下には下がある。
とあるオンラインゲームのベンチマークテストをしてみる。
自分のパソコンで、そのゲームがどれだけサクサクと動くか判定してくれるソフトが公開されたので、それを動かして見たのだ。
まず、ちょこっとサイトを見るときや外出時に必要なときに使っているサブノートで実行してみたところ、結果は、
「POOR」
……であった。
まあ、サブノートだし、それほど性能がよくないことはわかっていたものの、「POOR」と言われるとションボリ度が違う。
なにせ「ぷあ」である。ひらがなで書くともうだめだ。
腰から力が抜けて、もう立ち上がれないような気がする。
これが、
「不満足」
もしくは、
「貧相」
あるいは、
「貧弱」
とかだと、こちらとしても「すいません出直してきます!」とか「つまんねえことでケチつけやがってこちらから願い下げだってんだ」とか、反省するにしろ反発するにしろ、まだ力強く対応できるような気がする。
まあ、それはそれとして。
メインで使っているデスクトップマシンのほうはどうか。ちなみに自作機である。
作った当時、それなりに選びぬいたパーツで組んだものだ。
こちらの実行結果は、
「エラー」
であった。
エラーってことは、判定をする以前の問題ということである。
ベンチマークソフトにしてみたら、
「えっ! 何このマシン、こんなので動かないといけないなんて聞いてないよ!」
というところだろうか。
……思えば、このマシンを組んだのは何年前だっただろう。
そういえば、まだWindows2000が全盛だったかもしれない。
このマシンを組んでから、パソコンへの興味が急速に下がっていったので、今まであまり気にならなかったのだが、冷静に、この業界の常識で考えれば、ウチのマシンはものすごく古いのだろう。
まさか、「POOR」より下があるとは思わなかった。