平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

エルレガーデン → 桂枝雀。

 iPodをシャッフル再生させていて、ラウドなロケンロールの余韻さめやらぬ中、軽やかな出囃子とともに落語が始まったりすると、うまく表現できないが、脳ミソに冷水を浴びせられたようなショックがある。

 ギャップの激しさに、脳の回路が追いついていないようで、僕の内部に、一瞬の真空地帯のようなものができるのである。

 あまり食べあわせみたいなことは気にしないほうなのだが、こういう場合は、速やかに次のトラックを聴くことにしている。