平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

Hurray!

明日は赤組を応援しなくてはならない。

 

朝食は赤いきつねにしよう。トマトジュースも飲もう。いわゆる「げんをかつぐ」というやつだ。

赤……はなかったのだが、似た感じの色ということでピンク色のシャツを着ていこう。

ピンク色の靴下もはいていこう。

ピンク色のパンツもはいていこう。

……赤とかピンクとか、そういう色が入っている衣類は手持ちのものではたぶんこれだけのはず。

靴下はスニーカー用の短いやつなので外からは見えず、パンツはなにせパンツなので外から見えたら大変なので、僕の誠意は神様にしか通じないかもしれないがそれでもいい。僕がやりたいのはまさにその神頼みなのだ。娘の自己採点によると、赤チームは3チーム中3位なのである。

 

それにしても。

「ピンク色のパンツ」って、なんてインパクトがある言葉なのだろう。

実際は、わりと落ち着いた感じの色味で、大人の男子が着用しても特に違和感のないものなのだが。