平熱通信

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

肉球もキバもないけれど。

今週は仕事中に眠くて仕方がなかった。

個人的に提唱している「雨が降ると人間は眠くなる」説に沿って考えれば、この時期眠いのはしょうがない、という気にもなるのだが、この説は一般的には支持されていないようで、賛同してくれる人など見たことがない。

一方、猫雑学の名著『雨の日のネコはとことん眠い』でも明らかなように、「雨が降ると猫は眠くなる」のは間違いのないところである。

仮に、「雨が降ると人間は眠くなる」というのが誤りだったと仮定して、「雨が降ると猫は眠くなる」のであれば、雨が降るととことん眠くなる僕は、

 

実は猫

 

という可能性がある。

 

……などということを本気で言うほど子供ではない(だって肉球がないもの)が、

 

実は遠縁に猫がいる

 

くらいのことはありうるのではないだろうか。

そう考えると、父方の親戚が多く住んでいる福島県に、猫が発見したとされる猫啼温泉があるというのも偶然ではないように思える。

その温泉、ひょっとすると僕の祖先が発見したものかもしれない、という気にすらなる。

……なにか、触れてはいけない真実に近づいてしまったような気がする。

 

これから夏がくる。

暑くなるとどんどんぐったりしていく僕は、決して暑さに弱い軟弱な人間ではないのだ。

遠縁が猫だから仕方ないのである。

けだるい顔をして床の上で伸びていても仕方ないのである。