平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

正しい水曜の誤算。

病院で処方されている目薬がなくなってしまった。
常用している3つのうちの一つである。
ないと大変困るので、急遽、明日は午前半休してかかりつけの病院に行くことにする。

まったくもってお恥ずかしい、というか、何年同じ目薬さしているのよ、というお話ではある。3種類の目薬について、それぞれどれくらいの期間でなくなるのか把握して、次回の通院までに何本あれば困らないのか計算しているはずなのだが、とんだ誤算である。予想よりも余っているやつもあるので、これまでの計算方法に根本的な欠陥があるのかもしれない。

……とまあ、ここまでの内容を踏まえまして、問題はここからなのだ。
計算どおりいかないのが人生さ、などと、無駄に話を大きくしてみようか。
計算が苦手な者には生きにくい世の中だ……などと、無駄に風刺を効かせてみるのはどうだろう。

今回の文章について、どういう風に終わらせたものか、アイデアがまったく浮かばない。気持ちがほっこりするようなエピソードとか、毎日の生活に役立ちそうな教訓とか、なにかないものかしら。

などと、いくら頭をひねってみても何も思いつくことはなく、これが本日一番の大誤算になるのであった。