平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

録画。

そういえば、俗に言う「失われた4か月」こと、『真田丸』の「真」問題、もっと確実に内容が伝わる書き方をすれば、「延々4か月も録画し忘れていたばっかりに大河ドラマ真田丸』の冒頭から16話を観る手段がなくて困っている」問題は、知人から録画した番組をコピーしたものをいただく方向で解決しそうである。

9月のどこかの金曜日、コピーしたDVDをもらうついでに飲み会をすることになった……のだが、よくよく考えると傲慢な話という気がしないでもない。
その知人にしてみたら、とっくに観たドラマを16話分もDVDに焼かされた挙げ句に、それを持ってはるばる千葉から東京まで呼びつけられるのだ。
「いやあ助かったよ。今日のところはおごらせてくれ」などと僕が言うとはとても思えないし(おい)、なんといいますか、今さらながら己の傲慢さに気付いてしまった次第である。
おそろしく自分勝手な言いぐさだが、こんなタイミングで気付くくらいならいっそ死ぬまで気付かなければよかったのだ。で、気付くならもっとはやく気付くべきなのである。毎度の事ながらなんというタイミングの悪さ。

……とまあ、反省すべきところは真摯に反省するとして、飲み会当日が楽しみなのである。

ところでこの『真田丸』、大河ドラマだけにというべきか、黙っていてもいろいろな情報がちらほらと耳に入ってきたりするのである。いわゆるネタバレというやつだ。
誰それの初登場のシーンがとても意外だった、とか、そういう話が小耳に挟まったりするとちょっと残念なので、そういうときはその部分の記憶が脳から消えるくらい何度も頭を壁に打ちつけたりしているのである。

……すいません。ちょっとウソつきました。