平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

焼き芋雑感。

以前、ちょっと話題にした「焼き芋の皮を食べるか食べないか」という問題は、僕の知り得るごく狭い範囲でいうと、おおむね「食べない」ということで落ち着いた。
とはいえ、「食べる」という人もまったくいないわけではなく、ほっと一安心、というところである。

それはそれとして、「食べない人」と「食べる人」をそれぞれグループにして、その構成メンバーについて比較検討してみると、なんらかの特色が浮かび上がってくるような気がする。
2グループだと特色がぼやけすぎて絞りにくかったので、「食べない人」を細分化して、「絶対に食べない人」と「食べたことないけど、ひょっとしたら食べちゃうこともあるかもしれない人」に分類する。その後、その3グループを頭の中で並べたり重ねたりしてみる。そうすると、なんとなーく、それぞれのグループに、たとえば「食べる人は○○な人」というようなラベルがつけられそうなのだが、ここから先がどうしてもわからない。
残念ながら僕はしがないサラリーマンで、焼き芋行動学の研究者ではないので、この問題ばかりに付き合ってもいられない。今回のところは残念だが、心の片隅に置いておけば、いつか何かのタイミングで気づくこともあるかもしれない。

ところで、先日の記事では「焼き芋」のことを「焼芋」と書いていたのである。
「焼き芋」のほうが自然なスペルだとは思ったのだが、当時のマイルールに従うと、「や」からはじまり「も」で終わる漢字二文字のタイトルにする必要があり、「焼芋」ということにした。
そういう意味では、焼芋ではなく山芋でもよかったのだが、山芋ではここまでこだわって考えることはなかったかもしれない。

焼き芋って、ここ何年か食べてないような気がするけど、今年はきっと食べるような気がする。