平熱通信

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

鼻水はタイマー起動。

どうも風邪をひいたようで、ノドの痛みと鼻水(いわゆる水っぱな)に悩まされている。
まあ、生きていれば風邪くらいひくわけで、それ自体はしょうがないものとしてあきらめもつくのだが、今回の風邪は、今までのそれとはちょいと違うところがあるのた。
これはあくまで僕の体感からくる印象でしかないのだが、今回の風邪は、突然発症したのである。
つまり、午前中まではごく普通に、特に体調の悪化を感じることもなく過ごしていたのに、午後のある時(正確には覚えていないけど13時あたり)に、突然、ノドが痛くなり、水っぱなが垂れはじめたのだ。その突然ぶりはそれはもう見事なもので、タイマー起動したのか、といいたくなるくらいだ。
風邪をひくときって、普通、もうちょっと前振りというか予兆のようなものがあったのではなかったか。
そういえば、今週に入ってからずっとセキをしていた右隣の席の人が、今はけろりとした様子で仕事をしている。その回復ぶりもずいぶんと突然のように思われなくもない。
ひょっとすると、いつからか、僕が知らない間に、風邪は時間交代制になったのだろうか。だとすると、何日かすると、突然、僕の症状は完治してしまい、今度は左隣りの席の人が突然、鼻をたらしたりするのだろうか。それはちょっとまずいのではないか。左隣りの人は上司なのである。

それはそれとして。
いきなりタラタラと鼻水が垂れはじめたときにはずいぶんと驚いたものだが、僕はまだラッキーなほうなのかもしれない。
鼻水が垂れはじめたタイミングが、自席で仕事をしている時だったので、特に誰にも見られることもなく(たぶん)、処理することができたのである。
これがたとえば、
「数億の取引が今、まとまろうとしているという商談の真っただ中」とか、
「テレビに生出演中」とか、
「歯医者で治療してもらっている最中」とか、
「証明写真を写す瞬間」とか、
「今まさにウルトラマンに変身しようとしている」とか、
そういう状況だとしたら。
意外と実害はないのかもしれないが、精神的なダメージがけっこう大きそうな気がする。

ところで、鼻が垂れたままの状態で変身した時って、変身後のウルトラマンも鼻を垂らしているのかしら。