平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

最新作鑑賞。

というわけで、父の出演最新作を鑑賞した。
とはいっても、要は身内がちょっとテレビに映ったので、その緊張っぷりを面白がって観てやろう、というだけのことなのだ。
もんのすげえ面白い、ということもなく、「ふうむ、しゃべるタイミングを見誤って高田純次に聞き返されてるね」などと言いながら、淡々と視聴したのであった。学芸会に子供が出ているのを観ている感じに近いのかもしれない。

そういえば、数年前、「お前と話していると高田純次と会話してるみたいだ」と言われたことがあった。
そんなことを言われたのは後にも先にもそれ一回だけで、それも、ほめられているような内容ではなかったのだが、なんとなく言いたいことはわからなくもない。要は、真顔でしれっとウソばかりついているということなのだろう。
僕の高田純次的な要素について、父はわりとあきれていたように思う(ちなみに父には高田純次的な要素はほとんどない)。しかし、何回も書いておいてアレですが、高田純次的な要素ってなんなんでしょうね(笑)。

そう思うと、父と高田純次のどこかかみあっていない会話は、ある意味で代理戦争的な意味合いもあるのかもしれない。
……。
……。
……。
いや、ないですね。うん。