平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

2015-01-01から1年間の記事一覧

あしたあしたがくる。

明日から来年なのだけれど、それ以前に明日は金曜日であり、ということは、あと三日でお休みも終わってしまう。新年云々よりもそのほうが問題なのである。 そもそも新年といっても、それは今日の続きであり、今のところの予想としては、特に目新しいことも起…

すべての猫たちと人たちへ。

『夜廻り猫』。 ツイッターに発表されているマンガ。最近知ったのだけれど、とてもいい。 なんといっても猫が出てくる。その上、彼がとてもいいヤツなのだ。 昨日だったか一昨日だったか、第60話を読んでいて不覚にも泣いてしまったのはここだけの話(まして…

眠れぬ夜のために。

まずバスタブにお湯をためる。湯温はお好みで。少し長風呂できるくらいの温度で調整する。次に、音楽を選ぶ。当たり前っちゃ当たり前の話だが、自分が好きな音楽を選ぼう。今、一番聴きたい音楽であることが望ましい。選んだ音楽をどうやってバスルームに持…

世界は美しい。

世界は美しい。 つい、そんなことを思ってしまったのだ。 手術の翌朝、主治医の診察のあと、右目の眼帯が外された。 世界が眩しい。 そういえば、もう何年も、左目ひとつで光を感じ、映像をキャッチしていたのだ。 もちろん、視界が半分であることの不便さは…

bloodshotだぴょん。

His eyes are always bloodshot.(彼の目はいつも充血している)「充血」という言葉を、携帯の辞書アプリで検索してみると、こんな例文が書いてあった。bloodshot.……なんだか響きがカッコいい。僕の目はいつも充血している。そこにはささやかな理由があり、…

情熱の馬鹿。

はるか昔。そういえば壁ドンをしたことがあったぞ、という記憶は少なからず僕を動揺させた。というか、現在、動揺真っ最中です。だってこのオレがだよ。笑っちゃうというか、それすら通り越して、引くわー。でも、でもですよ。気を失いそうになるほど恥ずか…

ドラマチック!

ふと、 わが人生でドラマチックと呼べる出来事がどれだけあったのか、 というようなことを考えてみる。 「今が幸福の絶頂!」というような高揚感もないかわりに「もう生きているのがイヤ」というような絶望もない、比較的平和な日々を送っている僕が、なんで…

真相はドアの中。

会社用カバンに入っているメモ帳に、くっちゃくちゃの筆跡で何か書いてあった。 いつどこで書かれたものか、まったく記憶にない。 筆跡の雰囲気と、会社用カバンに入っていたメモ帳に書かれていたという状況から考えて、自分で書いたくちゃくちゃだとは思う…

眠れぬ夜のために。

「そろそろヘッドフォン復活かなあ」 ふとそんなことをつぶやいたりしたら、それはもう秋も深まり冬一歩手前、というところなのである。 夏場のヘッドフォンは暑い。 なので、夏はイヤフォンの季節なのである。 ちょっと話は変わるけど、世の中には、ヘッド…

革靴の中のレジスタンス。

靴下がぼくを困らせる。 もうずっと長いことはいていたから、ゴムがゆるくなるのはわかる。それが経年劣化というものだ。 人間だって、機械だって、靴下だって、長いこと生きていればガタがくるのだ。 それはもう、覚悟して迎えなければいけないことなのだ。…

アディダスにさようなら。

何年も履いて壊れてしまったスニーカーを捨てようとしたところ、ウチの娘さんに、 「捨てる前に写真撮ったら? 気に入ってたんだし」 と提案される。 なるほど女の子とは可愛らしいことを考えるものだ、と感心しつつ、犬の散歩のついでにスニーカーの「遺影…

最後のお買い物。

リブロ池袋の最終営業日、吉田戦車の『おかゆネコ』最新巻を買いました。跡地には三省堂が入るそうですね。三省堂、わりと好きではあるのでちょっと安心したところはあるものの、大昔、神保町の書店街を徘徊していた頃は、三省堂よりも書泉派でした。もう神…

これという内容もないような。

ブログを更新すると、Facebookに自動的に通知される仕組みを導入しているのだが、いつのまにやら無効になっていたようだ。 (現在は復旧済……のはず) この手のサービスは、「無料」、「英語」、「不安定」というのが普通らしいので、こういう場合、 「ま、そ…

新米ママ学ぶ。

先日、本屋で、 『ママ友とのコミュニケーションに失敗しないためのドリル』 というようなタイトルの本を発見。 ちょっと怖い気持ちになってしまったので、中に何が書いてあるのか確認したりはしなかったのだけれど、なんというか、これはなかなか大変な事態…

知らないことがあふれてる。

ぼくはそんなにたくさん本を読むヒトではない。 ……のだが、どういうわけか、本屋を散歩するのが昔から好きなのだ。 大型書店の一階(もしくは地階)から最上階へ。 雑誌、文学、マンガ、哲学、医学、絵画、経済、技術、写真、学習参考書(っていうかもっとい…

……。

ふと夜中に目を覚まし、突然、 「そういえば、今年の初詣でひいたおみぐじは、大吉だったじゃないか!」 と叫ぶ。 いや、もちろん心の中で。夜中なので。 いやいや、昼間でも突然叫ぶのはあまりよろしくないですけどね。 まわりの人が、ビックリしちゃうもの…