平熱通信:旧

ここは世界の片隅にすぎないが、いろんなことが起こる。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

戦いすんで日が暮れて。

今朝、乗っていた電車が人身事故で止まる。 まずい。今日は娘の学校の体育祭なのである。多少、余裕をもって自宅を出てはいるのだが、事故の復旧に時間がかかると開会式に間に合わない。 そこそこ混んだ電車の中で、つり革につかまりじっと立つ。事故の規模…

Hurray!

明日は赤組を応援しなくてはならない。 朝食は赤いきつねにしよう。トマトジュースも飲もう。いわゆる「げんをかつぐ」というやつだ。 赤……はなかったのだが、似た感じの色ということでピンク色のシャツを着ていこう。 ピンク色の靴下もはいていこう。 ピン…

インターミッション。

夕方に面白いことがあった。ちょっと画期的というか、予想もしない展開であった。 まさか、僕とダニエル・ラドクリフが似ているとは。もちろん、ハリー・ポッターを始めたばかりの頃の、愛くるしくてキュン死するような彼ではない。ハリー後期以降の、美少年…

もうすぐ雨が降る。

深夜から雨が降り始め、明日は基本的には雨模様らしい。 なんとか前線とか気圧の谷とか過去数十年蓄積されたデータから明日の天気が予想され、その予想の当たる確率が百分率で発表されたりする。 その確率は20パーセントだったり80パーセントだったりするの…

ひとまずみなさんフレーフレー。

「赤を推してるんだから、間違っても青とか黄色とか、ライバルの色が入ってるような服は着てこないほうがいいわけよ」 え、着ていく服の色とか気にしたほうがいいの? 「当たり前じゃん。推してる色で座席って自然に決まってくるんだけど、赤推しが集まって…

朝の光。秘密の呪文。

朝、いつもよりかすかに早起きした娘は、こう言うのであった。 「今から、光の速さでシャワー浴びてくる」 なぜあえて速度を表明したのかというと、「今日はもっと早起きしてシャワーを浴びようと思ったのだけど、早起きに失敗した。それでも、シャワーの時…

10回クイズ最新型。

「スプーンって10回言ってみて」 「スプーンスプーンスプーンスプーンスプーンスプーンスプーンスプーンスプーンスプーン」 「スパゲティを食べるのは?」 「フォーク」 「ざんねーん、人間でしたー」 会社からの帰路、近くを歩いていた高校生くらいの女の子…

おなじ話。

大好きな本があり、 大好きな音楽があり、 大好きな映画があり、 大好きな食べ物があり、 大好きな場所があったりする。 それらの大好きなものたちの中に、 毎日でも読みたい本があり、 毎日でも聴きたい音楽があり、 毎日でも観たい映画があり、 毎日でも食…

脳内は火の車。

今日、ブログを更新すると、連続30日ということになるようだ。 わーお(小さく驚いている)。 たいしたことではないにせよ、毎日何かを続けるということはなかなか大変なことである。そういえば、昔見たテレビで、「毎日5分の習慣を身に着けるのがもっとも難…

6月生まれは迷ってる。

雨上がりの午後の青空は予想以上に青く、雨上がりの午後の風は予想以上に爽やかなのであった。暑からず寒からず、いい風が吹いている。 たまーにある「6月のいいほうの日」である。 ちなみに「6月の普通の日」は雨だったり曇りだったりして湿度が高く、「6月…

バッド・コミュニケーション。

LINEが上手になりたいと思う。 どういう時に思うかというと、会話をどこで終わらせていいかわからなくなるときだ。 具体的にいうと、相手が何かを言ってきたら、つい、返事をしてしまうのだ。 例えば相手が、「今回はこれでおしまい。これに返信してきたら処…

予定された週末の終末。

仕事から帰り、風呂に入った後、腰に2枚、左足の裏に1枚、サロンパスを貼る。 しばらくすると、有効成分だかなんだか、つまりはサロンパスの効き目成分が皮膚を通して体内に染み込んでいき、「おお、きいてるきいてる」という状態になるのだが、腰と足の裏で…

朝いちばんはやいのは。

『あさいちばんはやいのは』という童謡によると、朝一番に起きて仕事をはじめるのはパン屋のおじさんということになっている。 しかし。 今週末に関しては、僕も負けていないかもしれない。 日曜日に休日出勤することになっているのだが、仕事の開始が午前2…

大人になりましょう。

僕にとっての大人とは、一皿のミックスナッツでちびちびお酒が飲める人である。 例えば、夜中にひとりでDVDを観る、とか、本を読む、というような場合。 傍らには小皿に入ったミックスナッツと、缶入りハイボール。 物語を楽しみながら、時々、少しだけ気持…

秘密の万年筆。

昨日、素敵ノートについて書いたついでに、今日も字が上手くない人間の煩悩について。 今日のお題は、万年筆なのである。 あのさらさらとした書き心地は、大げさにいえばちょっと麻薬的で、一度知ってしまうとクセになるところがある。 紙にペン先をあて、す…

新しいノート。しまわれたノート。

家族から測量野帳と南国カンガルーをもらう。 どちらもノートの名前で、測量野帳は薄くて固くて質実剛健。南国カンガルーはページ下半分がポケット状になっている個性派のおしゃれさん。 測量野帳は既に愛用している。 薄いのでちょっとした隙間にしまうこと…

勝利の秘訣。

夜、窓を開け放していると、うっすらと寒い。 こういうとき、ふと、暑いのと寒いの、どっちか選べと言われたらどっちがいいかな、みたいなことを考えがちで、しばらく思案したあと、まあ、ちょうどいいのがいいよね、みたいな結論を出したりする。 見事に意…

ペンの握り方についてのささやかな疑問。

あまりにも小さな問題なのでちょくちょく忘れてしまうが、その問題は頭から削除されることなくどこか片隅にひっかかっており、なにかの拍子にふと思い出す。 あ、そういえばこれって疑問に思っていたんだよ。 いまちょっと手が離せないから、あとで調べよう…

待ち焦がれエブリディ。

子供のころから、学校で書かされる作文が苦手だった。 テーマがあって、それについての意見とか感想とか、そういったものを上手にまとめた文章を書くのが苦手だったのだ。その傾向はいまだに続いていて、会社で書くビジネスメールなど、自分でも驚くほど下手…

自転車に乗って。

久々に自転車に乗る。 目の調子が悪くなってから乗らなくなってしまっていたので、ずいぶんと久しぶりである。もしかすると年単位で乗っていなかったのかもしれない。 リハビリというと大げさだけど、新しい目(お、ちょっとカッコいい言い回しだぞ)を慣ら…

酩酊と迷走と。

昨日は午前1時に目が覚めたのだ。 外で言い争いをしている人がいるらしく、その怒号があまりにもにぎやかで寝ていられなくなったのである。 登場人物は怒れる酔っ払い氏と、その怒りを治めようとしている誰か。 酔っ払い氏が「なんで東京に住んでいる俺が埼…

容疑者はトイプードル。

ふと目を覚ますと、午後11時50分なのであった。 昨日の出来事である。 どうやら、いつの間にか眠っていたようだ。たぶん、いつもより少し多めに飲んでしまったビールのせいだろう。 「あと10分かー」 実は、ここ2週間ほどブログを毎日更新していたのだ。人に…

まずまず。

暑くもなく寒くもなく、生ぬるい風が吹いている、今日みたいな日。 こういう日は、ビールが美味いのだ。 ということで、今日という日にちなんで、「水曜日のネコ」というビールを買う。 まずまずの誕生日。

オンガク イツマデモ ツヅク オンガク。

某レンタル店で借りたCDのパソコンへの転送作業が無事に終わる。 無事も何も、そもそも失敗するような作業ではないのだが、18枚まとめてやると、妙な達成感がある。 夜明けのコーヒーをしみじみ飲みながら、 「俺はやりきった」 と、つぶやいてみる。 カーテ…

青年の主張2016

週末、某レンタル店にてCDを借りる。 「某レンタル店」なんてわざわざ書かなくても、ツタヤでいいじゃないか、という気もするが、なんとなく「某レンタル店」のほうが大人っぽいような気がするので、そう書いてみた。 今、CD10枚を1000円でレンタルできるキ…

サロンパス同好会発足(会員は一人と一匹)。

最近サロンパスを愛用している件を、とうとう家族にカミングアウトした。サロンパスを貼り始めた頃、その独特のにおいに気づいた家族が「どこからか病院のにおいがする」という勘違いをしたのが面白くて、しばらく放置していたのである。まあ、いつかは本当…

サロンパスを貼っていて思ったこと。

「痛気持ちいい」という言い回しがある。 ちょっと痛いんだけど、その痛みが、むしろ気持ちよくなっている状態だ。 あと、「甘辛い」という言い回しもある。 甘みの中にちょっとした塩味がかくれている、という状態だろうか。 本来は反対の意味の言葉が共存…

猫の平熱(もしくは、インターネット検索の限界について)。

なんとなーく思いついたことをただただダラダラと書いているこのサイトに、Googleとかyahoo!とかいう、いわゆる検索エンジンから訪れる人がいるのである(何か月にひとりというような、ごくわずかな人数なんだけど)。まあ、そういうこともあるかもな、と思…

ただいまチャレンジ中。

「初めてのチャレンジというものは、慣れるまで時間がかかることがあります。そのせいで、思い通りの結果が得られないことや、ちょっとした痛みを感じることがありますが、これは普通のことです。今回のチャレンジに限らず、今までのやり方を新しく変更する…

心配症は世界規模。

これだけ街中で外国人観光客を見かけるということは、もう、自分は観光地に住んでいると思ったほうがいいんだろうなあ、と、とある家電量販店でレジ待ちの行列に並びながら、再確認したのであった。 僕を真ん中にして前5人、後ろ5人くらい並んでいるお客さ…